大腸カメラ(大腸内視鏡)

大腸カメラ(大腸内視鏡検査)とは

96.3%の方が「楽だった」と評価する当院の内視鏡検査大腸の粘膜を直接観察できる検査で、肛門から内視鏡を挿入して一番奥の盲腸まで進ませ、後退させながら一番手前の直腸までをくまなくチェックしていきます。病変があった場合には内視鏡ですぐに組織の採取を行えますし、前がん病変であるポリープの切除も可能であり、確定診断にもつながります。

こんな不調に気付いたら、早めに大腸カメラを受けましょう

  • 腹痛がある
  • お腹にしこりがある
  • よくお腹が張る
  • 急に体重が減ってきた
  • 便に血や粘液が混じることがある
  • 下痢や便秘になりやすい
  • 便秘と下痢を繰り返す
  • 便が細くなってきた
  • 排便の回数が増えてきた
  • 残便感ですっきりしない

大腸カメラでわかる病気

  • 早期・進行大腸がん
  • 大腸がんの前がん病変であるポリープ
  • さまざまな腸炎など

組織採取ができるため、大腸疾患の確定診断が可能です。同時にポリープの切除を行うことで、大腸がん予防としても有効です。

増加し続ける大腸がん

大腸がん発症には加齢や飲酒、喫煙、食生活や運動など生活習慣が関わっているとされており、近年増加傾向にあります。日本人のがんによる死亡率では、大腸がんは現在第3位(女性は第1位)ですが、2020年には発症率や死亡率で男女とも第1位になると推測されています。
死亡率の高いがんですが、早期の大腸がんであれば普段の生活を続けながら治療して完治できる病気です。さらに、大腸がんはポリープから発生することがとても多いため、ポリープ切除は大腸がん予防にも有効です。
では、なぜ早期発見が少ないのでしょうか。それは早期の大腸がんやポリープは一般的な健診で行われている便潜血検査では陽性にならず、自覚症状もないことが理由になっています。
内視鏡検査であれば、早期の大腸がんやポリープの発見、そしてポリープの切除も可能です。大腸カメラが一般的なものになれば、大腸がんで亡くなってしまう方の数も大きく減少します。当院では、楽に受けていただける大腸カメラを導入することで、地域の皆様の生活の質を守るために貢献していきたいと考えています。ぜひ、ご相談ください。

当院の無痛大腸カメラ(無痛大腸内視鏡検査)が選ばれる理由

特徴1、最新鋭の内視鏡機器

最新鋭のデジタルハイビジョン内視鏡とハイビジョンモニターを用いて、精度の高い内視鏡検査を行います。

内視鏡機器

当院では、オリンパス社製、最新鋭の内視鏡システム本体(EVIS LUCERA ELITE)を導入しております。

大腸カメラ(大腸内視鏡)


当院では、ハイビジョンに対応し、かつRIT(Responsive Insertion Technology:高伝達挿入部、受動湾曲、硬度可変⇒下記)で、観察性能・挿入性を追求したスコープを採用しています。ハイパフォーマンスな細径ルーチンスコープといえます。

NBI

がん細胞は、血管から栄養をもらって増えて行くため、がんには小さな血管が集まりやすくなるのです。
NBI は、こうした特徴に強く反応する特殊な青と緑の光を照らして観察を行う技術です。従来の通常光では判別の難しい粘膜の変化でも、NBIで観察することで、発見が可能になります。

ワイドアングル


最新鋭の内視鏡スコープでは、観察可能な視野角が大幅に広がりました。これまでの大腸カメラでは内視鏡の観察範囲が前方140度であったのに対し、最新鋭の内視鏡においては30度広がり、170度になりました。
これにより従来の内視鏡スコープでしばしば死角となり、見逃されていた大腸のひだの後ろに隠れた病変の見落としがほとんど無くなりました。

高伝達挿入部(HFT:High Force Transmission)


従来の内視鏡スコープは、手元側の力が途中のループやたわみによって失われ、スコープ先端まで伝わりにくいことが課題でした。最新鋭の内視鏡スコープでは、手元での押し引きの力、ひねりの力が先端部まで伝わりやすいようになりました。

受動湾曲


内視鏡スコープが大腸の壁に当たると自然に曲がっていく設計により、屈曲部もスムーズに通過するようになりました。それにより盲腸への速やかな到達と、患者様の苦痛軽減に貢献いたします。

硬度可変

手元の調整リングを回すことで、スコープ挿入部の硬度を3段階に変える機能を搭載しています。内視鏡術者の思うままの硬さに調節することができるので、挿入性が向上し、患者様の負担軽減に貢献いたします。

ハイビジョン


内視鏡スコープ先端のカメラには、ハイビジョン対応CCDの採用により、高精細な画像で観察することが可能です。高精度な診断をサポートしてくれます。

特徴2、苦痛の少ない麻酔下内視鏡検査

静脈麻酔を使用した苦痛の少ない内視鏡検査を行います。患者さま毎に適切な注入量に調節しています。

特徴3、96.3%の方が「楽だった」と評価する当院の内視鏡検査

96.3%の方が「楽だった」と評価する当院の内視鏡検査当院は、患者さまにご満足していただけるように、「目配り・気配り、思いやり」を大切にしており、大腸カメラでも不快感や苦痛がないよう徹底的に配慮しています。短時間で精度の高い検査が可能な最新の内視鏡システムを用い、経験豊富な専門医が丁寧に検査することで楽に受けられる検査を実現しています。
スコープが柔らかくしなやかで、高い技術力を持つ専門医の繊細な手技を忠実に伝えられるため、苦しくない検査が可能です。
検査医の技術力+適切に調整された静脈麻酔=96.3%もの患者さんから支持をいただけた理由と考えております。

特徴4、苦痛の少ない挿入方法

当院では、軸保持短縮法という痛みや負担の少ない挿入法により、より安全かつ楽に内視鏡検査をお受けいただけます。

軸保持短縮法とは?

大腸は一見、一本の管のようですが検査を行う上では部位によって特徴が異なっています。それは、おおまかにいうと固定されている部分と固定されていない部分に分かれます。
直腸、上行結腸、下行結腸は固定されていますが、S状結腸、横行結腸は固定されていません。
特にS状結腸はS状というだけあって、その名の通り、曲がりくねっていて、ぶらぶらの状態です。そのため内視鏡を押し込みながら挿入していくと、大腸が伸びてしまいます。大腸カメラが痛いという理由の大部分は、この腸が伸ばされることによって起こっているのです。
当院で行う軸保持短縮法とは、空気を極力入れず、腸管を伸ばさないように、その都度腸管を折りたたんで進めていく方法です。

例えると、ジャバラのホースを短くしながら、その中を進んでいくイメージです。技術的には内視鏡を進めては戻し、戻しては進めるといった感じで、少しずつ腸をたたんでいきます。それによって図のように直線的にカメラが進んでいきますので、痛みを最小限に抑えることができるのです。
もちろん、腸が長い方や体系や年齢によっても腸の状態は人それぞれです。腸の伸びやすい方には、お腹の上から手のひらで圧迫をして、体の外から腸が伸びるのを抑えます。
また体の向きを変えて、腸の曲がり角を緩やかなカーブにして、カメラが通りやすくしたりもします。軸保持短縮法では、最終的には1メートル以上ある大腸が70㎝程度で終点(盲腸)まで到達することができるのです。

特徴5、おなかの張らない検査

通常の大腸カメラでは「空気」を入れて大腸を膨らませて観察していきますが、「空気」は非常に吸収されにくく、お腹の張りを訴える方が多いと言われています。当院では炭酸ガス送気システムを使用することで、検査中、検査後のお腹の張りをなくす工夫をしております。

炭酸ガス送気システム

通常、検査を行う際には、空気を入れて大腸を膨らませます。しっかり大腸を膨らまさないで観察すると、小さな病変やヒダの裏に隠れた病変などを見逃してしまうからです。
しかし、この空気が検査後のおなかが張ってしまう原因になるのです。腸管内に入った空気は、おならとして出すか、腸管から吸収するしかありません。直腸付近の空気であれば、検査後すぐにおならとして出せますが、上行結腸や横行結腸などの肛門から離れた腸管の空気はなかなか出てくれません。
完全に排出されるまでには、通常、検査が終わってから数時間かかります。

そこで当院では、最新鋭の炭酸ガス送気システムを取り入れました。つまり空気の代わりに炭酸ガスを使用します。もともとは腹腔鏡下手術の際に使用されていたものが、内視鏡検査用に応用されたものです。炭酸ガスのメリットは空気より200倍吸収が早いことです。
そのため腸管内に入った炭酸ガスは速やかに吸収されていきますので、検査後におなかの張りや痛みを感じることはほとんどありません。
炭酸ガスは二酸化炭素ですので、ポリープ切除時の高周波電流によって引火する心配はもちろんありません。通常の空気による大腸カメラを受けられている患者さまも是非一度お試しください。

特徴6、徹底した感染予防

近年、医療機器を介した患者様への病原体の感染事例が問題となっております。当院では検査毎に内視鏡自動洗浄器での洗浄・消毒を行っております。

当院では検査に使用したすべての内視鏡を毎検査ごとに、内視鏡用洗浄消毒器(クリーントップWM-SⅡ、カイゲンファーマ社製)で消毒しております。これによって内視鏡検査を介する大腸菌O-157やピロリ菌などの細菌、肝炎ウイルスなどの病原体の感染を制御します。また強酸性電解水は人に対する安全性に優れ環境にも優しいとされていますので安心して検査をお受けください。

40歳が内視鏡検査を受けるベストタイミング

大腸がん発症のピークは60歳代ですので、リスクが上昇しはじめる40歳を越えたら一度、内視鏡検査を受けることをおすすめしています。
また、大腸がんリスクの高い方には、それより早く内視鏡検査を受けることをおすすめしています。

大腸がんリスクが高い方

  • 大腸がんリスクが高い方大腸にポリープがある
  • 大腸がんになった血縁者がいる
  • 潰瘍性大腸炎やクローン病などの大腸疾患がある
  • その他のがんの既往症がある
  • 食事が肉や油もの中心の方

大腸がんリスクが高い方は、定期的な内視鏡検査が特に重要になります。気になることがありましたら、早めにご相談ください。

大腸ポリープの切除は大腸がんの予防になります

大腸がんは大腸ポリープが成長していく過程で生まれるため、ポリープの段階で切除することが大腸がんの予防になります。大きさや形状にもよりますが、目安として大腸ポリープが10㎜以上に育つ前に切除するのが望ましいとされています。ポリープががん化して何年もの時間を経ると進行大腸がんになり、リンパ節や肝臓などに転移してしまいます。ただし、すでに大腸ポリープががん化していても、早期であれば内視鏡切除で完治することも可能です。

院内での大腸内視鏡検査の前処置について

当院では、大腸内視鏡検査の前処置は基本的にご自宅で行っていただいております。しかし、家で準備ができても、クリニックに来るまでの道中が心配な患者さま、自宅での前処置そのものが心配な患者さまも見受けられます。
そこで、院内で前処置をご希望の患者さま用に専用コーナーを設けております。
リクライニングチェアーで、ゆったりと下剤を服用していただけます。カーテンで仕切れば半個室状態にもなりますので、周囲の目を気にせずに前処置が行えます。読書やインターネットなどしながらお過ごしください。

目の前に専用トイレを用意しております。急な便意が訪れた際も、移動距離が短いので安心です。また他に使用する患者さまはおりませんので、トイレが使用中で間に合わないといったことはございません。

腸管洗浄剤が選べます

大腸内視鏡検査を行うには、事前に腸管内を空っぽにしておかないといけません。これが大腸内視鏡検査の前処置です。その際、腸管洗浄剤を服用していただきます。水分にして2リットル以上を2時間程度で飲まなければいけません。量もさることながら、味、臭いが苦手だという方もいます。そのため、「下剤を飲むのがつらかった。」「またあの下剤を飲まないといけないので検査を受けたくない。」という声も聞かれます。
そこで当院では、少しでも患者さんの負担を減らせるように、タイプの異なる腸管洗浄剤を用意いたしました。
下の表を参考にしていただき、3種類の中からご自身にあったものをお選びください。
初めての検査でちゃんと飲めるか心配な方、過去に飲めなかった経験をお持ちの方など、お気軽にご相談ください。

モビプレップ マグコロールP ビジクリア
包装・容器
特徴 洗浄力が強い 飲みやすい味、少ない量 錠剤で飲める
服用量 1.5~2リットル 1.8リットル 錠剤50錠
水分(水・お茶) 約1リットル 0 2リットル
水分総摂取量 約3リットル 1.8リットル 2リットル
梅味 スポーツドリンク味 無味(水・お茶の味)
前日の食事 ふつう食( 検査食 ふつう食(
準備時間 3時間~ 4時間~ 4時間~
副作用 嘔気、嘔吐、腹痛、頭痛
発疹、血圧低下、徐脈
など
嘔気、嘔吐、腹痛
熱感、電解質異常
など
嘔気、嘔吐、急性腎不全
発疹、さむけ、めまい
など
透析患者 慎重投与 不可 不可
服用禁忌 腸閉塞の疑いがある時 腸閉塞の疑いがある時 65歳以上で高血圧の方

)野菜などの繊維質、きのこ、海藻類、コンニャクなどは控えていただきます。

大腸カメラを受ける際の注意事項

スケジュールについて

大腸の中が空っぽになっていないと、しっかり確認できない部分ができてしまいます。そのため、検査前日から準備が始まります。前日は消化の悪いものを控えていただき、夜寝る前に粒の下剤を内服していただく程度です。本番は当日の朝からになります。2リットルの洗腸下剤を服用していただきます。
こうしたことを踏まえて検査のスケジュールを決める必要がありますので、まずはお問い合わせください。

検査前日

前日のお食事は、消化の悪いものをなるべく控えていただきます。便秘の強い方や自信のない方には検査食も用意しております。夕食は夜9時ころまでに済ませていただき、その後、錠剤タイプの下剤を2錠服用していただきます。
当院では前日のアルコールは制限しておりません。翌朝(検査当日)から2リットルの洗腸下剤を内服していただきます。

避ける食品

消化の悪いもの:海藻類、ひじき、きのこ類、果物、こんにゃくなど
腸に便が残って検査時に観察できない部分ができないよう、繊維質が多いこうした食品を避けてください。

検査の流れ

Step1

薬物療法前日寝る前に下剤(錠剤2錠)を内服していただきます。検査当日の朝からご自宅(または院内)で2ℓの下剤を2時間ほどかけて内服していただきます。
通常、およそ30分~1時間すると、排便がはじまります。
5,6回ほどトイレにいくと排便は落ちついてきます。
検査当日、下剤内服中は急に便意をもよおすことがあります。すぐにトイレに行ける状況でなければ、お仕事をしながらの服用は避けてください。

Step2

受付予約時間に間に合うように余裕をもっておこしください。

Step3

検査着にお着替えいただきましたら、検査室へとご案内いたします。
更衣室は男女別で、おひとりずつご使用いただきますのでご安心ください。

Step4

検査開始です。
検査時間はだいたい20分程度です。
胃と大腸を同時に行う場合でも、30分ほどで検査は終了いたします。

Step5

検査終了後はリカバリールームにて少し休んでください。
1時間ほど休んだ後、更衣室でお着替えしていただきます。

Step6

外来で結果を説明いたします。
ご自分での保存用、ご家族へのご説明用に写真をプリントしてお渡しします。

Step7

受付をすませ、本日の検査は終了です。お疲れ様でした。

検査費用について

1割負担 3割負担
大腸カメラ(大腸内視鏡検査) 約2,000円 約6,000円
大腸カメラ+ポリープ切除(1部位) 約9,000円 約24,000円
大腸カメラ+ポリープ切除(2部位) 約10,000円 約27,000円
大腸カメラ+ポリープ切除(3部位) 約11,000円 約30,000円
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